WORKS
和と洋をつなぐ和モダンの庭
2021.03.07
今回のお庭は、洋邸の開放的なリビングの大きな窓からの眺めが生活の一部になるよう、植物好きの若奥様のご要望である、ディクソニアやバンクシアなどの個性的な植物を配置しました。
庭の中心には、広く石貼りのスペースを設け、子どもの安全な遊び場、洗濯などの生活スペースとして使いやすく配置し、裏のゲスト用の駐車スペースに繋がるアプローチとしても利用。
使いやすさだけでなく、季節を感じ、眺めて楽しめるよう、植物の高低差、玉竜の丘を何箇所か配置、石積みなどを作り、立体的なお庭になるよう工夫したしました。
石積みは、目隠しの役目も。
また、無機質で殺風景なお庭にならないよう、玉竜(和モダンなイメージに合う、夏の石の温度の上昇も和らげられる、またメンテナンスが簡単で強い)を植える面積を多めに。
元々配置されていた、立派で趣のある石たちは、並べ替えることで表情を変えモダンなお庭に合うように配置。
またそこにあった大きな何種類かの木はそのまま活かせるように石貼りや他の構造物の配置を考えて作庭いたしました。
作庭の詳細
- お施主さまの基本情報
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愛知県春日井市 二世帯住宅
庭面積:238平米(約70坪)
- 使用樹木
- 玉竜、オオトクサ、ニューサイラン、モミジ、ドウダン、ディクソニア、オーラックス、バンクシア スワンプ、ユッカ ディスメディアーナ、シダ、シジキジウム、メディカルティーツリー、リグラリア、シダレネム、ジャカランタ ほか
- 施工内容
- 既存の庭の解体(抜根、伐採、灯篭撤去など)、整地、石の並べ替え、石貼り、石積み、植栽、防草シート、砂利敷
- 施工期間
- 約2カ月